上の子の対応が大変と感じているママへ。赤ちゃんのお世話と上の子の育児を両立するためのヒント

上の子が「ママ、着替えさせて!」「抱っこして!」…などと、過剰に甘えてくる時。

「自分でできるのに…」「今は無理なのに…」と思わず心の中でため息をついてしまうこともありますよね。

赤ちゃんのお世話で手一杯なのに、上の子が赤ちゃん返りしたり、わがままを言ってきたりすると、時間にも心にも余裕がなくなってしまう…。

特に、時間がない時やママ自身が疲れている時は「わがまま言わないで…」とイライラしてしまったり、つい怒ってしまったり…

そして、あとから罪悪感に襲われる…、そんな経験、ありませんか?

今回は、そんなママの心が少し軽くなるようなヒントをお届けします。

✅️なぜ上の子が“わがまま”になるの?

ママの愛情を試しているサイン

上の子が急に赤ちゃんのような言動をするのは、「自分も見てほしい」「ママにもっと甘えたい」という気持ちの表れです。 下の子が生まれて「ママが自分だけのものじゃなくなった」と感じて、ママの愛情を確認したくなるのです。子どもは、「自分がママの1番でいたい」と思っているのです。

「いい子」で頑張っていた反動

ママを困らせたくなくて、ずっと我慢していた上の子が、限界を感じて「もう頑張れない!」と甘えてくることもあります。 「本当はもっと抱っこしてほしい」「自分の話も聞いてほしい」…。それを“わがまま”という形で伝えてきているかもしれません。

✅️ママがしんどくなる理由とは?【自分の心を理解しよう】

・赤ちゃんのお世話だけでも大変なのに、上の子はできることはやってほしいし、わがままを言われると正直しんどい…。

・「上の子はできることなのにやってくれない」ので、なんで?と腹が立つ、「上の子の欲求に答えられず、怒ったりしてしまう」と、後でひどい後悔をしてしまう…。これらが、ストレスや自分を責めてしまうことにもなります。

この「イライラ→罪悪感→自己嫌悪」のループが繰り返されると、ママ自身が疲れてしまいます。

さらに、時間がない中で自分のことを後回しにしていると、心も体も消耗してしまいます…。

✅️しんどさを和らげる4つの考え方と工夫

① 「わがまま」は“甘え”と受け止める視点に変える

上の子の言動はどんなわがままも「ママ、大好き」の裏返しです。 「この子なりにがんばってるんだな」と思えると、気持ちに少し余裕が生まれます。

② “2人育児”を1人で完璧にこなそうとしない

時間に追われている、ママの心にゆとりがないときに、上の子の対応がしんどくなりやすいです。現代のママはタスクが多いです。ママが倒れたら家庭は回りません。 だからこそ、家事の手抜き、宅配サービスや家事代行、ファミサポなどの外部サービスの活用、実家やパートナーへのヘルプなど、どんどん周りに頼りましょう☺️。

③ 上の子との“数分だけでも”特別タイムを作る

ほんの5分でも、「ママは今、あなたのことだけを見ているよ☺️」と伝えると、上の子は嬉しさと安心で満たされます。 特別な遊びじゃなくて大丈夫です。「お手伝いありがとう」と目を見て言うだけでも、充分なんです。上の子の心が満たされるとわがままも減ってきます。

④ ママ自身のガソリンを補給する時間を確保

ママの笑顔や余裕は、家の空気を優しくします。 5分の深呼吸でも、コンビニスイーツでも、自分を大切にする時間を持つことが大切です。「ママのための時間」も積極的に取り入れましょう。

✅️上の子にかけたい言葉、ママ自身にかけてほしい言葉

上の子には:「待っててくれてありがとう♡」「大好きだよ♡」「ママも一緒に遊びたかったよ♡」など、普段ママが上の子に対して心から思っている言葉です。ママの気持ちにゆとりがある時に伝えてあげてください。

おすすめは、普段から名前を呼ぶ時に「大好きな◯◯ちゃん」と普段から呼ぶこと。上の子も喜び、ママ自身もほっこりします。

私も子どもたちが小さいときから実践しています。「大好きな〇〇ちゃん」「かわいい◯◯ちゃん」「優しい〇〇ちゃん」…と、その時によって変えています。名前を呼ぶだけで何度も愛情伝えられるので、おすすめです☺️✨️

ママ自身には:「私、今日もがんばってる」「イライラしちゃったけど、こんな日もある」「怒っちゃったけど、にんげんだもの」と、ママ自身の頑張りを自分で認めてあげてください✨️ 出来ていないことに目が行きがちですが、出来ていることの方が遥かに多いものですよ☺️✨️

最近は、よく「怒らない育児」ということが言われています。それができたら理想ですね…✨️ だけど、私は上の子が何を言っても何をしてもイライラもせず、怒りもしない、そんなママは見たことありません…😅 特に上の子が1〜3才と下の子と年が近い場合に、ママのストレスは感じやすいです。上の子に言葉で伝わらないことがあったり、伝わるけど行動に繋がらなかったりしがちです。

私も職業柄、たくさんの文献や本を読み、知識として「怒らない育児」の大切さは知っていました。でも、現実は無理でした…。上の子へのイライラや怒ってしまう回数は減らせる努力はできても、常にゼロなんて無理でした…。

はじめは、イライラしないように怒らないようにと心がけましたが、途中で”これは無理!!”と気づきました…。こんなに努力しても無理なのだから、「完璧は目指さない」に切り替え、いい意味で諦めるようにしました。すると、自然に「イライラ→罪悪感→自己嫌悪」の負のループが落ち着いてきました。もちろん、負のループがゼロになった訳ではありません。それでも今のところ、「ママ大好き」のまま、すくすく成長してくれています☺️🙏

✅️まとめ|上の子の“わがまま”は、ママが大好きな証拠

ママ、今日も本当にお疲れさまです☺️🙏

上の子のわがままにイライラしたり、怒ったりして、「こんな自分、嫌だな」と自分を責めることもあるかもしれません。 でも、それは一生懸命に頑張っている証です✨️

上の子のわがままは、”ママが大好き”だからこそ出る反応です。 少し手を抜いたって、少し怒っちゃったって、ママの愛情はちゃんと届いています♡

そして、そんな日々を過ごす中で、子どもたちは成長していきます✨️ 時期がきたら、負のループも自然と落ち着いてきます。ママが大好きなまま、大きくなるので、大丈夫ですよ♡

ママ自身が自分にやさしくすること、それも育児の一つです♡

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