✅️はじめに
「パパのひとことでイラッとした…」「なんで私ばっかり…」
出産後、多くのママが経験する「パパへのイライラ」😖
出産前はこんなんじゃなかったのに、なんでこんなに腹が立つんだろう?と自分を責める必要はありません。
産後にママが感じるイライラの正体と、その対処法を一緒にひも解いていきましょう‼️
✅️産後ママがパパにイライラするのはよくあること

よくある“イライラエピソード”
■「今日なにしてたの?」と聞かれてモヤっ😣
→子育てしてるんだよっ!授乳してオムツ変えて、お風呂入れて、足りない育児品の補充して、家事して…。
■パパが寝てるだけでイライラ😣
→夜中の育児で寝不足…。こんなに大泣きしてるのに起きないなんて!
■スマホばっかり見ている見ている😣
→スマホじゃなく、赤ちゃんの相手してよ。家事も残っているのに…。
■自分の予定を優先して入れる😣
→付き合いがあるのは分かるけど、こっちは毎回「見てくれる?」って確認してるのに、なんで勝手に予定入れてくるの?
■「泣いてるよ」「オムツ替えたら?」など、気遣いゼロの言葉😣
→今、手が離せないの見てわかるでしょ? 手が空いているんなら、自分でやって。
こうしたパパへのイライラは日常茶飯事!多くの家庭で同じように起きています。
ちなみに、私の家庭もこれらはすべて経験済みです…😂
✅️なぜパパにイライラするの?【原因を分解】
ママ側の理由
体の変化
ホルモンバランスの変化が大きく、ママは心身ともに不安定になりやすいです。疲労を感じたり、ストレスにも敏感な時期です。
育児のストレス
慣れない育児と極度の寝不足でママの体も心もすり減っているかもしれません…。寝不足や、体力の消耗が重なり、ママは知らず知らずのうちにストレスがかかっています。心の余裕も失われやすくなる時期です。
社会からの孤立感
育児が始まると自宅にいる機会も増え、社会との接点が薄くなることもあります。その中で、孤独感と負担感を知らず知らずに感じていることもあります。 ”赤ちゃんはかわいい…”、だけど、「ママは赤ちゃんを育てて当たり前感」を感じてしまい、しんどくなることもあります。「育児はママの役割」という無意識の期待にされされていることがあります。
本音が言えないストレス
「しんどい」「赤ちゃんの泣き声を聞いているとイライラする」「自由な時間が欲しい」「パパにもう少し察して欲しい」「パパ、家事をやるなら、最後までやりきって」など、本当は言いたいことがあるのに我慢をされているママさんも多いです。本音を抑えていると、気づかないうちにイライラが溜まっていきます。
パパ側の原因
育児への温度差
”パパも育児の主役”という自覚が薄いパパもいます。どうしても、物理的に赤ちゃんと接する時間がママよりは短く、当事者意識がママよりは低くなりがちです。
「手伝う」という意識
ママは「一緒に子育てしたい」と思っているのに、パパの中では子育ての主役がママになっていて、悪気なく「手伝う」という感覚になっていることもあります。
パパの中での”良かれと思って”いることがママとのズレ
ママの望んでいることとパパのやることに”ズレ”が生じていることは多いです。ママは家事はさっと済ませて赤ちゃんをみてほしいと思っているのに、例えばお風呂を隅々までキレイにしている…、など。ママにとっては、ありがたいけど「今じゃない…」と感じてしまうこともあり、ママのモヤモヤに繋がります。
親としての実感が薄い
ママにとっては子どもが何より1番の優先順位になります。でもパパは、妊娠も出産もしておらず、ママほど赤ちゃん中心の生活に意識に切り替えるのが難しいこともあります。
✅️イライラを放っておくとどうなる?
・感情が爆発して、言わなくていいことまで言ってしまう
・夫婦仲が悪化し、“育児のパートナー”ではなくなる
・空気の悪さが子どもにも伝わってしまう
・ママ自身が疲れて、精神的に疲弊してしまう
いわゆる「産後クライシス」の状態です。
産後クライシスとは、出産をきっかけに、夫婦の愛情が冷め、夫婦関係が急激に冷え込むことです。これは、避けたい事態ですよね。
✅️ママができる「イライラ」との上手な付き合い方

「パパと話し合いをする」、これが1番です。でも、イライラしている時に話をするより、ちょっと冷静になって話をする方がもちろん◎です!
なので、建設的な話をするために準備をしましょう!!
① 自分の気持ちを整理する
「どんな時に、なぜイライラしたのか。何をして欲しかったのか。」を具体化します。特にイライラが強い時、頭の中が混乱している時は、紙に書き出したりすると冷静になれます。
② “Iメッセージ”で伝える
「あなたは〇〇だからイライラする」ではなく、「私は〇〇されると辛い。」と、自分がどう感じているのかという“Iメッセージ”で伝えるようにしましょう。
例えば、夜に起きてくれない時、「パパが仕事があるから寝かせてあげたい気持ちはある。だけど、休みのときもパパが寝てると、私だけ頑張ってる気がして辛いの」など、パパを責めるのではなく、ママ自身がどう感じているかを伝えましょう。
③ 育児の「見える化」
どれだけの育児があるのかパパは見えていないことがあります。なので、育児のタスクや1日のスケジュールを共有して、見える化しましょう。家庭によっては、家事分担表の導入もオススメです。
ママが感じていること、やっていることがパパには伝わっていないことも多いので、パパとの擦り合せが必要です。そして、大切なのは、爆発する前に話し合いをすることです。自分の心に少しでも余裕がないと、自分の気持ちを整理したり、相手に伝わるような言い方をしたりといったことが、難しくなります。”ゆとり”は全てにおいて、大切ですね☺️
他にできることとして、
④ 気分転換・休息の確保
短時間でも「一人時間」を取って、ママだけの時間で気分転換をしましょう。そして、時には友達やママ友、気の許せる人と話して、「ワンオペじゃない」と実感できる時間を作ることも大切です。
⑤ 第三者の力を借りる
助産師の育児相談、産後ケア・ファミサポ・自治体のサポートなど必要に応じて支援サービスを利用しましょう。
私さやの実例ご紹介
私も①自分の気持ちを整理し、② iメッセージでパパに伝えるようにしました。
パパは仕事&マイペースなため、赤ちゃんに合わせて臨機応変にしないといけないことは私が担当、時間に縛りがない内容の家事はパパが担当になりました。例えば、お風呂掃除や玄関の掃除、1日の最後のキッチン掃除など、パパのペースでできるものは任せました。
そして、買い出しはネットスーパー、料理は時々ばあばの力を借りました。時には家事代行を依頼し、料理や掃除を頼みました。費用も普段よりはかかりますが、「今は必要な時期」と割り切って、利用しました。
それでも、精神的に疲れを感じるときもあります。その時は、助産師さんに相談したり、近くの子育てサロンに出かけたり、オンラインの子育て雑談会に参加して気分転換をしていました。時間が取れない時は、近くのコンビニにスイーツを買いに言って食べる、スタバでコーヒー☕を飲んで帰る、これだけでも気分は晴れました☀️
✅️パパへの応援
もし、パパが育児を積極的にやってくれるときがあれば、「やさしく見守る」「任せる」ことも大切です。慣れないうちはマママから見ると、抱っこが危なっかしいと感じたり、漏れるおむつの変え方だったり…😂と感じることもあります。だけど、パパも経験を積めば、上手くなります。
「育児は女性が得意」とされるのは、生物学的な側面も大きいのです。ママには難なくできることも、パパは社会に教育されて育児を頑張っているのです。だからこそ、応援してあげましょう。
ホントは、パパにイライラしたいのではなく、一緒に大切な我が子を育てていきたい気持ちがあるはずです。
そして、パパも実は「ママが育児する方がうまくいく」と遠慮していたり、「育児をママがやってくれているから自分は仕事をやって稼ごう!」と違う所で頑張っていたりするのです。パパは何より、ママと赤ちゃんを大切に考えています☺️
✅️まとめ

「産後のイライラ」は自然なことでで、心と体からの正直なサインです。だから、我慢する必要や自分を責める必要はありません。
ママが1番味方になってほしいパパと相談しながら育児をしていきましょう。パパも本当は何よりママの力になりたいと思っているのですから。
そして、色々な支援サービスや自分の気分転換や休息も上手に取り入れながら、育児をしていきましょう。
少しでも楽に楽しく、育児をしていきましょう☺️