
✅️はじめに
なかなか泣き止まないときに、
「もしかして母乳が足りていないのかな?」と、ミルク🍼を足しているママも多いと思います。
でも、
「もっと足してもいいの?」
「もしかしてあげすぎ?」
と迷ってしまうこと、ありますよね。
ここでは、「母乳・ミルク・混合育児のそれぞれの授乳量の目安」と、「判断の仕方」について、やさしくお伝えします☺️
✅️母乳の場合:飲みたいときに飲みたいだけ
母乳は基本的に「赤ちゃんが欲しがるときに、欲しがるだけ」でOKです☺️
とはいえ目安があると安心ですよね❣️
一般的な授乳回数の目安は以下のとおりです(※個人差が大きいです)
月齢 | 授乳回数(母乳) |
生後1か月ごろまで | 1日10〜15回、16回以上になることも |
生後1か月〜2か月 | 1日8〜12回程度 |
生後2か月 | 1日7〜8回程度 |
生後3か月 | 1日6〜7回程度 |
✅️ミルクの場合:基本はパッケージの量を参考に

市販されているミルクには、月齢ごとの目安量が記載されています。
以下は一例です。
月齢 | ミルクの目安量(1回あたり×回数) |
生後2週間ごろ | 80ml × 8回 |
生後1か月 | 80〜120ml × 8回 |
生後2か月 | 120〜160ml × 7〜8回 |
生後3か月 | 120〜180ml × 6〜7回 |
✅️混合育児の場合:母乳のあとに、足りない分を補う
混合の場合は、まず母乳をしっかり吸ってもらい、そのあと「足りない分だけ」ミルクを足します。
ただ、ここで多くのママが迷うのが、
「母乳がどれだけ出ているのか、わからない💦」という点です…。
✅️母乳の量は変化するため、判断基準が必要
母乳の分泌量は、
・ママの体調
・時期(たとえば1週間で急に増えることも)
・赤ちゃんの吸う力
などによって、日々変化します。
どれだけ出ているかを判断するには、次のような視点が参考になります。
・授乳後、赤ちゃんは満足そうか?
・ミルクを足すと、どのくらい飲むか?
・授乳と授乳の間隔は開いているか?
・授乳後、すやすや眠っているか?
ただ、母乳の分泌量が十分でなくミルクを足す時期は、ちょうど赤ちゃんがよく泣く時期と重なります。授乳に問題がなくても赤ちゃんがよく泣くことがあります…。
✅️「その子にとっての適量」を見つけるには?
赤ちゃんの飲む量には、体格・個性・生活パターンによってかなり差があります。
例えば
・体重が大きめの赤ちゃん👶
・よく泣いて動く赤ちゃん赤ちゃん👶
・排泄が多い赤ちゃん赤ちゃん👶
こうした子たちはカロリー消費が多いため、自然と飲む量も多くなる傾向があります。
そのため、ミルクのパッケージの記載量では足りないこともあります。
✅️目安になるのは「体重」と「ご機嫌」✨️

授乳量が適切かどうかは、以下の2つで見てみましょう
・体重が順調に増えているか?
・赤ちゃんが比較的機嫌よく過ごせているか?
これが満たされていれば、基本的に特に問題はありません👌
逆に、
・吐き戻しが頻繁
・体重が急激に増えている
といった場合は、「飲み過ぎ」のサインかもしれません。
✅️家庭でできるチェックポイント💡
月に1〜2回ほど体重測定してみましょう。測定したら、母子手帳の発育曲線をつけてみましょう❣️
毎日測る必要はありません。成長のペースがわかれば十分です👌

✅️最後に…赤ちゃんにも“食欲の波”がある
「この時間はたくさん飲むのに、さっきはちょっとだけ…」
という日も、よくあります。
大人だって「今日は食欲がある/ない」ってありますよね。
赤ちゃんも同じです☺️
だからこそ、「数字だけ」ではなく、「機嫌」「満足度」「全体の成長」を見てあげることが大切です❣️
✅️まとめ
ミルクの量に「これが正解!」という絶対の答えはありません。大切なのは、その子自身に合ったペースで育っているかどうかです☺️
母乳でも、ミルクでも、ママの選択は赤ちゃんへの大きな愛情❤️です。
それでも、迷うことがあったり、それでOKだよ!と言ってもらいたい時もあると思います。オンラインでの育児相談もお受けしています😊