🔹産後ケアって?訪問・宿泊・通所型の特徴とママたちの声

✅はじめに:産後ケアってなに?

出産は、ゴールではなく新しいスタートです✨
赤ちゃんとの暮らしが始まる産後は、心も体も大きく変化する時期です。

そんなママたちを支える「産後ケア」には、
・「訪問型」
・「宿泊型(ショートステイ)」
・「通所型(デイケア)」

という3つのスタイルがあります。

あわせて、私が住んでいる地域周辺での実情やママたちのリアルな声をご紹介します。

訪問型🏠の産後ケア

特徴

助産師や保健師が自宅に訪問し、赤ちゃんのお世話や授乳、ママの心身の状態をサポートしてくれるケアです。

メリット

・自宅でリラックスしながらケアが受けられる
・上の子がいても安心して利用しやすい
・パパや家族も一緒に関わることもできる

私からひとこと

訪問型は、退院後すぐの不安な時期や、初めての育児に戸惑っているママにとって、とても心強い存在です。

助産師として私も訪問ケアを行っていますが、

・「この抱っこ紐のつけ方を教えてください」
・「今の気温は赤ちゃんにとって暑くないですか?」
・「ちょっと話を聞いてもらえただけで安心しました」

と言った声を多くいただきます。

赤ちゃんを連れて外出するのは、大変ですよね。
だからこそ、自宅で受けられる訪問型ケアはママにとって負担が少なく、気軽に受けられるケアだと思います☺️

宿泊型(ショートステイ)🛏の産後ケア

特徴

産院・助産院・専門施設などに宿泊して、しっかりとした休息とケアが受けられるスタイルです。赤ちゃんを必要な時間は預かってもらえるので、ゆっくりと休む時間が取れやすいです。その間の授乳についても、担当の助産師と相談しながら進められます。

メリット

・しっかり休息できる
・授乳・育児の相談もじっくりできる
・赤ちゃんと一緒に滞在できる安心感がある

私の地域での現状

私の住む市や近隣の自治体では、この「宿泊型」の利用が一番多いのが現状です。

ママたちからも、
・ 「家だと家族に預けても泣き声が気になってしまうので、ゆっくり休めて良かったです。」
・「産後は自分のペースで食事ができる時間がなかったのですが、温かい食事をゆっくり食べられたことが本当に嬉しかったです」
・「母乳のあげかたを相談したかったので一緒に見てもらえてよかったです。」
という声を聞きます。

ママのペースで休息しつつ、必要な相談が受けられるケアになります。

✅通所型(デイケア)☀️の産後ケア

特徴

産院・助産院・専門施設に通い、数時間〜1日を過ごしながらサポートが受けられるスタイルです。

授乳相談や育児相談、ママの心身のケアはもちろん、施設によっては、ヨガやバランスボールなどのレクリエーションを実施している所もあります。

メリット

・上の子がいても日中だけなので利用しやすい
・宿泊の準備が不要なので、気軽に利用できる
・休息やリフレッシュになる

私からひとこと

最近では、「上の子がいるから宿泊は難しい…」という声が増え、この通所型ケアのニーズも高まってきています

実際に利用したママからは
・「少しお昼寝ができただけで、体が楽になりました。」
・「温かいお昼ごはんをゆっくり食べれて嬉しかったです。」
・「ちょっとでもプロに相談できて安心しました。」
と”ほんの少しの時間でも効果を感じた”という声を多く聞きます。

✅産後ケアで得られる「休息」と「安心」

多くのママたちが、産後ケアを「休むため」「育児相談」に利用しています。でも、それだけではありません。

日々、育児をしていると、
・「ネットで調べても、自分の赤ちゃんに合っているか分からない」
・「”◯◯がいい”と聞いたけど、うまくいかなくて落ち込んでしまう」
・「赤ちゃんと2人きりで、誰かと話したくなることがある」
など、わざわざ相談に行ったり電話をするほどではないけど、聞きたいこと聞いてほしいことはありませんか?

そんな時、ちょっと話を聞いてもらえる場所があるだけで、心がふっと軽くなることもあります。産後ケアを利用する中で、遠慮なく話してくださいね☺️

どの程度のしんどさで使ってもいいの?

ここ2年ほどで随分と「産後ケア」の利用が盛んになってきています。

少し前までは、産後ケアの「制度が始まったばかりで利用施設が少ない」「使える条件に当てはまらない」と、使いにくいなどの課題がありました。
そのため2人目さん以降のママは「こんな理由で使っていいのかな?」と言われることも多いです。
だけど、いいんです☺️!!!

育児は限界までママが頑張る必要はありません☺️
しっかり休息したり、リフレッシュできたり、育児不安が解消すると、また前向きに育児ができます。

今は、国も「必要な人は誰でも使ってね!」というユニバーサルサービス化を進めています

ただ、地域によってはママたちの使いたいというニーズに対して、使える施設や助産師が少ないところもあります。私の住んでいる地域は、使いたい人が多く予約がなかなか取れない施設もあるのが現状です…。一方で、地域によっては利用者数が少ないという逆のことが起こっているところもあります。

✅申し込みは住んでいる市町村に確認を!

申し込みは各市町村に申し込みをするところもあれば、直接利用施設に申し込みをするところもあります。

費用も2割程度の負担がかかるところもあれば、無料で利用できるところもあります。同じ市町村でもサービス内容によって負担割合が違うものもあります。

⭐️申し込み方法や必要な費用は、各市町村によって異なるので確認してくださいね!

✅さいごに

産後ケアは、ママと赤ちゃんが笑顔で過ごすための、大切なサポートです。
限界まで 「頑張らなくちゃ」と思いすぎず、ぜひ必要なときは頼ってほしいと心から思います☺️✨

この記事が、少しでも安心につながりますように✨
そして、ぴったりの産後ケアの形が見つかりますように✨

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