✅️はじめに
・せっかく作ったのに、ひと口で終わり…。
・口に入れたと思ったら、べーっと出す。
・ 遊び出して、床はぐちゃぐちゃ…。
”ちゃんと食べてほしい…🙏”
それだけなのに、「どうして食べてくれないの?」 「私の作り方が悪いのかな?」など、1歳前後になると、多くのママが子どもの“食べない問題”にぶつかります。
でも実はこれ、とても自然な発達の一部なんです❣️
助産師として、そして育児相談の現場でたくさんのママを見てきた経験、私自身も離乳食問題にぶつかった経験から、 少し気持ちがラクになる考え方と、今日からできる関わり方をお伝えします。
✅️1歳前後は「食べムラ・遊び食べ」が出やすい時期

なぜ急に食べなくなるの?
1歳前後は、赤ちゃんから“幼児”へ移行する大切な時期です。
この時期にはこんな変化が起こります。
・「これは好き、嫌い」「今は食べたくない」などといった自分の意思がはっきり出てくる
・周りへの興味が強くなり、食事中も他のことが気になる
・動けるようになり、食事より遊びが楽しくなる
つまり、食べムラや遊び食べは「発達が進んでいるサイン」でもあるんです☺️
「食べない=問題」ではなく、「心と体が育っている途中」なんです✨️ そして、集中力を保つのが難しい時期なので、しっかり集中して食事を摂ることのハードルが高いんです。
✅️ママが辛く感じる理由
・栄養が足りているか心配…。
・食事が戦いみたいで疲れる…。
・周りの子はパクパク食べているので、比べてしまう…。
・せっかく作ったのに食べてくれないとイライラしてしまう…。
栄養をしっかり摂るためにも、 「食べさせなきゃ」というプレッシャーを強く感じがちになってしまいます。
私自身、1人目は1歳まではなんでもパクパク食べてくれる子で、離乳食でさほど苦労はしませんでした。しかし、1歳を過ぎると、自分の食べたいものだけ食べ、要らないものは床にポイポイっと投げられました。自分自身にゆとりのある時はいいのですが、ゆとりのない日は、「せっかく作ったのに…」「床の掃除が増える…」とイラっとしていたのを覚えています…💦
2人目は、離乳食をほぼ食べない子で、離乳食を始めてから1歳過ぎまで、何をしてもお手上げ状態でした😭 2人目の離乳食については、次回記事で書いていこうと思います。
✅️「食べない=栄養不足」ではない
🍚食事は数日単位で見てOK
1歳前後の子どもは、 1食・1日単位ではなく、数日〜1週間単位で栄養をとっています。
今日はほとんど食べなかったけど、翌日はよく食べたなどは、問題ないことがほとんどです。また、好きなものが偏っていることもあり、バランスよく食べてくれないことも多くあります。
🍚 元気・機嫌・排泄が目安
・元気に遊んでいる。
・機嫌が極端に悪くない
・おしっこ・うんちが出ている
などが保たれていれば、「少し食べない時期」があっても大丈夫です。
離乳食以外のことでも何か心配事があれば、”目の前の我が子が元気に遊んでいる”なら、心配ないことがほとんどですよ✨️
✅️食べムラ・遊び食べへの関わり方3つのコツ

①「食べる量」より「食卓の雰囲気」を大切に
・無理に口に入れない
・「食べなさい」を減らす
・一緒に食べて、おいしそうに見せる
親としては、食べてくれると一安心しがちですが、“食事は楽しい時間”という記憶が、 後の「食べる力」に繋がりやすいです。1回1回の食事内容にこだわらず、食事の雰囲気を大切にしましょう❣️ なので、可能な範囲で家族揃っての食事や、赤ちゃん1人を食べさせるのではなくママも一緒に食べることをオススメします✨️
② 遊び食べは「切り上げてOK」
・食べ物で遊び始めたら「ごちそうさましようか」と穏やかに食事を切り上げる
・ダラダラ続けない
親として食べてほしい量を食べていなくても、「食事の区切り」を教えることも大切です。
③ ママの心が疲れたら「手を抜いていい」
・市販品(レトルト)
・パン+果物+ヨーグルト
・今日は食べない日、と割り切る
育児相談で、「手作りがあまりできなくて、レトルトが多いです…」と言いにくそうに言われるママさんもおられます。目の前の子が元気ならそれでいい、世間一般の100点じゃなくていいと思います☺️
特に”離乳食は手作り”のイメージもありますが、ママが無理なく“続けられる子育て”が大切ですよ❣️
✅️それでも心配なときは?
・体重が明らかに減っている
・元気がない日が続く
・ママ自身が心配や不安になって、それがストレスになっている
など、気になる・心配な時は乳幼児健診・かかりつけ医・助産師・保健師・栄養士など、 「気軽に聞ける場所」を使ってくださいね。
相談することは、甘えではなく大切な“判断力”ですよ☺️
✅️まとめ
食べムラも、遊び食べも、 1歳前後の子どもにはよくあることです☺️ 食べない時期があっても、成長は止まりません。
ママは子どもの成長を願うからこそ悩んでしまうけれど、 子どもはちゃんと自分のペースで育っています。そして、ママの愛情は、ちゃんと伝わっていますよ❤️
助産師さや 0〜3歳の育児相談室 